呼び径/基準径/基準径の位置
ネジ用語において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(b)基礎”に分類されている用語のうち、『呼び径』、『基準径』、『基準径の位置』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(b)基礎”に分類されているネジ用語には、以下の、『呼び径』、『基準径』、『基準径の位置』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(1)ねじ基本 > (b)基礎 】
分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (b)基礎
番号: 1216
用語: 呼び径
定義:
ネジの寸法を代表する直径で、主としておねじの外径の基準寸法が使われる。
対応英語(参考):
nominal diameter
分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (b)基礎
番号: 1217
用語: 基準径
定義:
テーパねじ(※1)において、直径寸法を定めるための基準となる直径。
対応英語(参考):
gauge diameter
分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (b)基礎
番号: 1218
用語: 基準径の位置
定義:
テーパねじ(※1)において、基準径を定めるための軸直角平面の位置。
対応英語(参考):
position of gauge plane
(※1)
テーパねじとは、ネジ山が円すいの外面又は内面いあるネジのことです。
テーパねじに関するJIS規格には、以下などがあります。
JIS B 0203
管用テーパねじ
この規格では、管用テーパねじについて規定しているもので、管、管用部品、流体機器などの接合において、ねじ部の耐密性を主目的とするネジに適用されます。
なお、ネジの呼び PT3・1/2 及び PT7〜PT12 の管用テーパねじ、並びにPS3・1/2 及び PS7〜PS12 の管用平行めねじは附属書に規定されています。
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