(おねじの)山頂すきま/(おねじの)谷底すきま
ネジ用語において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(b)基礎”に分類されている用語のうち、『(おねじの)山頂すきま』、『(おねじの)谷底すきま』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(b)基礎”に分類されているネジ用語には、以下の、『(おねじの)山頂すきま』、『(おねじの)谷底すきま』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(1)ねじ基本 > (b)基礎 】
分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (b)基礎
番号: 1236
用語: (おねじの)山頂すきま
定義:
互いに同心にはまり合うおねじとめねじとの軸線を含んだ断面形において、めねじの谷底(※1)を連ねる直線と、おねじの山の頂(※2)を連ねる直線との間を軸線に直角に測った距離(付図1236)。
付図1236 (おねじの)山頂すきま
対応英語(参考):
crest clearance
分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (b)基礎
番号: 1237
用語: (おねじの)谷底すきま
定義:
互いに同心にはまり合うおねじとめねじとの軸線を含んだ断面形において、めねじの山の頂を連ねる直線と、おねじの谷底を連ねる直線との間を軸線に直角に測った距離(付図1236)。
対応英語(参考):
root clearance
(※1)
谷底とは、ネジ溝の両側のフランクを連絡する面のことです(下図参照)。
(※2)
山の頂とは、ネジ山の両側のフランクを連絡する面のことです(下図参照)。
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