ピッチ誤差/単一ピッチ誤差
ネジ用語において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されている用語のうち、『ピッチ誤差』、『単一ピッチ誤差』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されているネジ用語には、以下の、『ピッチ誤差』、『単一ピッチ誤差』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(1)ねじ基本 > (d)はめあい 】
分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい
番号: 1403
用語: ピッチ誤差
定義:
製品の実際のピッチ(※1)と規定上のピッチとの差。
備考1.
実際のピッチが規定より大きい場合は正、小さい場合は負とする。
備考2.
一般には1ピッチについていうが、2ピッチ以上についていうこともある。
対応英語(参考):
pitch error
分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい
番号: 1404
用語: 単一ピッチ誤差
定義:
1ピッチに対するピッチ誤差。
対応英語(参考):
simple pitch error
(※1)
ピッチとは、ネジのつる巻きに沿って軸の周りを一周するとき、軸方向に進む距離のことです。
ピッチの量記号は、Pとし以下の図の P になります。