ねじの種類,寸法,ボルト,ナット,タップ,インチ,管用,台形ネジ,加工等

 

ピッチの許容差/(山の)角度誤差



ネジ用語において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されている用語のうち、『ピッチの許容差』、『(山の)角度誤差』のJIS規格における定義その他について。

一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されているネジ用語には、以下の、『ピッチの許容差』、『(山の)角度誤差』などの用語が定義されています。

ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(1)ねじ基本 > (d)はめあい 】


分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい

番号: 1407

用語: ピッチの許容差

定義:
一定のネジ部長さ(標準のはめあいの長さをとるのが普通である。)内にある任意の山と山との間の単一及び累積ピッチ誤差
(※1)に対して定められた許容差。

対応英語(参考):
pitch tolerance


分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい

番号: 1408

用語: (山の)角度誤差

定義:
製品の実際の山の角度と規定上の山の角度との誤差。
備考:
実際の山の角度が、規定より大きい場合は正、小さい場合は負とする。

対応英語(参考):
angle error


(※1)
累積ピッチ誤差とは、2ピッチ以上離れた山と山との間のピッチの合計に対するピッチ誤差のことです。