ねじの種類,寸法,ボルト,ナット,タップ,インチ,管用,台形ネジ,加工等

 

(山の)半角誤差/(山の)半角の許容差



ネジ用語において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されている用語のうち、『(山の)半角誤差』、『(山の)半角の許容差』のJIS規格における定義その他について。

一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されているネジ用語には、以下の、『(山の)半角誤差』、『(山の)半角の許容差』などの用語が定義されています。

ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(1)ねじ基本 > (d)はめあい 】


分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい

番号: 1411

用語: (山の)半角誤差

定義:
基準山形
(※1)が対称断面形であるネジ山の場合のフランク角誤差。

対応英語(参考):
error of half angle


分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい

番号: 1412

用語: (山の)半角の許容差

定義:
ネジ山の半角誤差に対して定められた許容差。

対応英語(参考):
tolerance on half angle


(※1)
基準山形とは、ねじ山の実際の断面形を定めるための基準となる理論上のネジ山形状のことです。
以下の図のように太い実線で表されます。(図は、ユニファイ並目ねじの基準山形)
ユニファイ並目ねじの基準山形
ユニファイ並目ねじの基準山形