ねじの種類,寸法,ボルト,ナット,タップ,インチ,管用,台形ネジ,加工等

 

有効径当量



ネジ用語において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されている用語のうち、『有効径当量』のJIS規格における定義その他について。

一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(1)ねじ基本”の分類の中で、”(d)はめあい”に分類されているネジ用語には、以下の、『有効径当量』の用語が定義されています。

ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(1)ねじ基本 > (d)はめあい 】


分類: ねじ用語 > (1)ねじ基本 > (d)はめあい

番号: 1413

用語: 有効径当量

定義:
ネジ山のピッチ誤差又は半角誤差を有効径に換算した数値。
普通、次の換算式を用いる。
f1=1.732δp
f2=0.436Pδα1
ここで、
f1:ピッチ誤差
(※1)の有効径当量(μm)
f2:半角誤差の有効径当量(μm)
P:ピッチ(mm)
δp:はめあいの長さ内にある任意の山と山との間の単一又は累積ピッチ誤差の最大値(μm)
δα1:半角誤差の絶対値の最大値(分)

対応英語(参考):
pitch diameter equivalent