座付き六角（頭）／つば付き六角（頭）／フランジ付き六角（頭）
ネジ用語において、”（2）ねじ部品”の分類の中で、”（b）頭の形”に分類されている用語のうち、『座付き六角（座付き六角頭）』、『つば付き六角（つば付き六角頭）』、『フランジ付き六角（フランジ付き六角頭）』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ（ねじ）の”ネジ基本”及び”ネジ部品（座金・ピン・リベットを含む）”に関する主な用語として、ねじ用語（JIS B 0101）において、”（2）ねじ部品”の分類の中で、”（b）頭の形”に分類されているネジ用語には、以下の、『座付き六角（座付き六角頭）』、『つば付き六角（つば付き六角頭）』、『フランジ付き六角（フランジ付き六角頭）』などの用語が定義されています。
ねじ用語（JIS B 0101）
⇒【（2）ねじ部品 > （b）頭の形 】
分類： ねじ用語 > （2）ねじ部品 > （b）頭の形
番号： 2221
用語： 座付き六角（頭）
定義：
頭部下面に六角二面幅より小さい直径の座面がある六角頭（付図2221）。
付図2221 座付き六角頭
対応英語（参考）：
hexagon head with washer face
分類： ねじ用語 > （2）ねじ部品 > （b）頭の形
番号： 2222
用語： つば付き六角（頭）
定義：
頭部座面の面積を大きくするため、直径が六角対角距離より大きい平状のつばをもつ六角頭（付図2222）。
備考：
JIS B 1189（※1） の1種の頭。
付図2222 つば付き六角頭
対応英語（参考）：
hexagon head with collar
分類： ねじ用語 > （2）ねじ部品 > （b）頭の形
番号： 2223
用語： フランジ付き六角（頭）
定義：
頭部座面の面積を大きくするため、直径が六角対角距離より大きい円すい状のつばをもつ六角頭（付図2223）。
備考：
JIS B 1189（※1） の2種の頭。
付図2223 フランジ付き六角頭
対応英語（参考）：
hexagon head with flange
（※1）
JIS B 1189 は、以下のJIS規格になります。
JIS B 1189
フランジ付き六角ボルト
この規格では、フランジ付き六角ボルトの特性について規定されています。
