歯付きフランジ(頭)/刻み付き(頭)/止め穴付き(頭)
ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(b)頭の形”に分類されている用語のうち、『歯付きフランジ(歯付きフランジ頭)』、『刻み付き(刻み付き頭)』、『止め穴付き(止め穴付き頭)』のJIS規格における定義その他について。
一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(b)頭の形”に分類されているネジ用語には、以下の、『歯付きフランジ(歯付きフランジ頭)』、『刻み付き(刻み付き頭)』、『止め穴付き(止め穴付き頭)』などの用語が定義されています。
ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (b)頭の形 】
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (b)頭の形
番号: 2224
用語: 歯付きフランジ(頭)
定義:
フランジ付き頭の座面に戻り止めの作用をするように刻みを付けた頭。
対応英語(参考):
serrated toothed flange head
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (b)頭の形
番号: 2225
用語: 刻み付き(頭)
定義:
指で締めやすいようにローレット目を付けた頭(JIS B 0951 参照及び 付図2225)。
備考:
ローレット目には、平目、アヤ目などがある。
付図2225 刻み付き頭
対応英語(参考):
knurled head
分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (b)頭の形
番号: 2226
用語: 止め穴付き(頭)
定義:
回り止めのために、針金を通す溝穴をあけた六角頭又は四角頭(付図2226)。
付図2226 止め穴付き頭
対応英語(参考):
head with hole,
drilled head
(※1)
JIS B 0951 は、以下のJIS規格になります。
JIS B 0951
ローレット目
この規格では、一般に用いるローレット目について規定されています。
ローレット目の種類には、平目とアヤ目の2種類が規定されています。
ローレット目(平目)
ローレット目(アヤ目)