ねじの種類,寸法,ボルト,ナット,タップ,インチ,管用,台形ネジ,加工等

 

軸部/円筒部/座面



ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(a)一般”に分類されている用語のうち、『軸部』、『円筒部』、『座面』のJIS規格における定義その他について。

一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(a)一般”に分類されているネジ用語には、以下の、『軸部』、『円筒部』、『座面』などの用語が定義されています。

ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (a)一般 】


分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般

番号: 2107

用語: 軸部

定義:
おねじ部品の頭部を除いた部分。

対応英語(参考):
shank


分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般

番号: 2108

用語: 円筒部

定義:
おねじ部品の頭部とねじ部との間にある部分(付図2102)。
首下丸み部及び不完全ねじ部
(※1)は円筒部に含める。

対応英語(参考):
body


分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (a)一般

番号: 2109

用語: 座面

定義:
ねじ部品の締付けの際直接荷重を受ける面の部分。
ただし、ねじのフランクを除く。

対応英語(参考):
bearing surface


(※1)
不完全ねじ部とは、ネジの加工工具の面取り部又は食い付き部などによって作られた山形が不完全なネジ部のことです(下図参照)。
付図2102(ねじ部)
付図2102(ねじ部)
付図2102(ねじ部)