ねじの種類,寸法,ボルト,ナット,タップ,インチ,管用,台形ネジ,加工等

 

平先/棒先/半棒先



ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(c)ねじ先の形”に分類されている用語のうち、『平先』、『棒先』、『半棒先』のJIS規格における定義その他について。

一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(c)ねじ先の形”に分類されているネジ用語には、以下の、『平先』、『棒先』、『半棒先』などの用語が定義されています。

ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (c)ねじ先の形 】


分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (c)ねじ先の形

番号: 2304

用語: 平先

定義:
ネジ部先端に約45°の面取りを施し、端面を平らに加工したもの(JIS B 1003 参照及び 付図2304)。
付図2304 平先
付図2304 平先

対応英語(参考):
flat point


分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (c)ねじ先の形

番号: 2305

用語: 棒先

定義:
ネジ部先端に、ネジの呼び径の1/2に等しい長さの円筒部
(※1)のあるもの(JIS B 1003 参照及び 付図2305)。
付図2305 棒先
付図2305 棒先

対応英語(参考):
long dog point


分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (c)ねじ先の形

番号: 2306

用語: 半棒先

定義:
ネジ部先端に、ネジの呼び径の1/4に等しい長さの円筒部
(※1)のあるもの(JIS B 1003 参照及び 付図2306)。
付図2306 半棒先
付図2306 半棒先

対応英語(参考):
short dog point


(※1)
円筒部とは、おねじ部品の頭部とねじ部との間にある部分のことです。
首下丸み部及び不完全ねじ部は円筒部に含めます。
ねじ部
ねじ部