ねじの種類,寸法,ボルト,ナット,タップ,インチ,管用,台形ネジ,加工等

 

すりわり付きタッピンねじ/十字穴付きタッピンねじ



ネジ用語において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(d)ねじ”に分類されている用語のうち、『すりわり付きタッピンねじ』、『十字穴付きタッピンねじ』のJIS規格における定義その他について。

一般に用いるネジ(ねじ)の”ネジ基本”及び”ネジ部品(座金・ピン・リベットを含む)”に関する主な用語として、ねじ用語(JIS B 0101)において、”(2)ねじ部品”の分類の中で、”(d)ねじ”に分類されているネジ用語には、以下の、『すりわり付きタッピンねじ』、『十字穴付きタッピンねじ』などの用語が定義されています。

ねじ用語(JIS B 0101)
⇒【(2)ねじ部品 > (d)ねじ 】


分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (d)ねじ

番号: 2410

用語: すりわり付きタッピンねじ(※1)

定義:
すりわり付きのタッピンねじ(JIS B 1115 参照及び 付図2410)。
付図2410 すりわり付きタッピンねじ(なべ頭C形の例)
付図2410 すりわり付きタッピンねじ(なべ頭C形の例)

対応英語(参考):
slotted head tapping screw


分類: ねじ用語 > (2)ねじ部品 > (d)ねじ

番号: 2411

用語: 十字穴付きタッピンねじ(※2)

定義:
十字穴付きのタッピンねじ(JIS B 1122 参照及び 付図2411)。
付図2411 十字穴付きタッピンねじ(H形・なべ頭・C形の例)
付図2411 十字穴付きタッピンねじ(H形・なべ頭・C形の例)

対応英語(参考):
cross recessed head tapping screw


(※1)
すりわり付きタッピンねじについては、以下のJIS規格があります。

JIS B 1115
すりわり付きタッピンねじ

この規格では、一般に用いる鋼製のすりわり付きタッピンねじについて規定されています。
鋼タッピンねじの種類には、頭部の形状によって、以下の種類が規定されています。
・すりわり付きなべタッピンねじ(C形、F型)、対応国際規格:ISO 1481
・すりわり付き皿タッピンねじ(C形、F型)、対応国際規格:ISO 1482
・すりわり付き丸皿タッピンねじ(C形、F型)、対応国際規格:ISO 1483

(※2)
十字穴付きタッピンねじについては、以下のJIS規格があります。

JIS B 1122
十字穴付きタッピンねじ

この規格では、一般に用いる鋼製の十字穴付きタッピンねじについて規定されています。
鋼タッピンねじの種類には、頭部の形状によって、以下の種類が規定されています。
・十字穴付きなべタッピンねじ(C形、F型)、対応国際規格:ISO 7049
・十字穴付き皿タッピンねじ(C形、F型)、対応国際規格:ISO 7050
・十字穴付き丸皿タッピンねじ(C形、F型)、対応国際規格:ISO 7051